葬儀で受付係を任された場合には、葬式の顔となるのでマナーには十分気をつけなくてはなりません。しかし受付を任されることは長い人生の間でも、そう頻繁にあることではないのでいざ任されるとかなり頭を悩ませることになるのではないでしょうか。
まず第一に言葉遣いには十分気をつけるようにしましょう。弔問客からは遺族代表というふうに見られるのでしっかりと挨拶して感謝を述べる必要があります。普段の言葉遣いにならないように注意しておきましょう。受付の仕事だけではなく、式全般のことを把握しておくことも必要不可欠となります。
受付では弔問客から場所や開始時刻の質問をされることもよくあるので、すぐに応えられるようにしておきましょう。弔問客が来た際には挨拶をし、香典を受け取り名前の記入をしてもらいます。その後は返礼品を渡すだけなので特に難しいことはありません。
香典の管理はしっかりとしておき、会計係りに渡すようにしましょう。受付を担当する際には、自分自身が遺族ではないこともあるのではないでしょうか。自身と遺族の関係性がどのようなものでも、受付は遺族代表として弔問客を迎えることになるので、服装や言葉遣いを始めとし遺族の一員という認識を持つようにしておくことが大切です。
代表として任されるということはそれだけ信頼されているということであり、その信頼を裏切ることのないようにしなくてはなりません。マナーには十分気をつけるようにしましょう。